約40年ぶりに【小公女セーラ】

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小公女セーラ

 

地元の図書館に、小公女セーラのDVD全巻あったので、後半の7巻を借りてきました。

…なぜ後半なのか…と言うと、前半は【裕福→父が亡くなり使用人へ】という、ツラいとこなので、後半の【辛い→莫大な資産を受け継ぎ、ダイアモンド・プリンセスになり、ミンチンぎゃふん】が見たかったから。😅

幼少期に、世界名作劇場のアニメは毎度見ていたけど、特に小公女セーラは印象深い。

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愚かなミンチン

子供心に“なんでミンチンは、あそこまでセーラを虐げるのか”、“なんでラビニアはあそこまで執拗に嫌がらせをするのか”…と思っていた。

【亡くなった父の共同経営者だったクリスフォード氏から、莫大な資産を受け継ぎ、本物のダイアモンド・プリンセスになった】という事実を突きつけられ、ミンチン先生は腰を抜かし後悔しただけ、まだマシだ。

ただし【散々セーラを虐げてきた事に対する後悔】ではなく、【もう少し親切にしていれば、莫大な財産から多少なりお礼を貰えたかもしれないのに、その金のなる木のセーラを自分たちの手の内から逃がしてしまった事に対する後悔】…というトコロが、救いようがない。💦

…これは子供向けなの??…というくらい、人として醜い。

救いようのないラビニア

セーラをライバル視していたラビニアに至っては、もっと救いがない。

父を亡くしたセーラが使用人になった際、セーラを自分専用の使用人にしようと両親に頼み込んで、優越感に浸ろうとする段階で、陰湿にな子供だ。

結局、セーラの身の上を知った父親から「元クラスメイトを自分専用の使用人にしたいなんて、何事だ!!」と、ラビニアに平手打ちを食らわしたので、とても良識人な父親だったことだけが救いだ。(ほんと、ココだけ。(笑))

なんでセーラをそこまで憎むのか…と、セーラの親友であるアーメンガードがラビニアに問うたのに対し、「最初は、自分より金持ちでフランス語も堪能なのが許せなかった。でも今は、すべてを無くしたただの使用人だから、私より美人な訳ないし、堪能なフランス語も関係ない。ただ、何もかも失ったくせに、どれだけ虐めてもちっとも堪えない事が許せない!

…って、どれだけ性根が腐ってるんだろうか…。(;´・ω・)

しかも、セーラが莫大な財産を相続した後、ミンチン学院にクリスフォード氏とカーマイケル弁護士と共にやって来た時も、「多分、この学院を買い占めに来たのよ。有り余るダイヤモンドで、復讐のためにね。」とドヤ顔。

セーラは“生徒”として、クリスフォード邸からミンチン学院に通う事になり、みんなが喜ぶ中、「仲良しになってあげてもよくってよ。」…と、どこまでも上から目線で、ほんと救いようが無いんだななぁ…と、改めて思いました。

唯一の救いとしては、ミンチン先生役の声優:中西妙子さん、ラビニア役の山田栄子さん共に、“なぜ執拗に虐げるのか”に全く感情移入できず、とても苦悩しながら声入れをしていた…という点。

当時の同シリーズは、正直なところ、ふしぎな島のフローネ、南の虹のルーシー…くらいしか思い出せない。。。

でもこの2作品とも、モヤっとビジュアルだけは思い出せるものの、ストーリーはさっぱり思い出せない。「フローネって、眉毛が濃い女の子だったなぁ…。」だけしか…。😓

だからこそ、小公女セーラの強烈なインパクトと、センショナルな内容は忘れられない記憶なのかもしれない。。

ただし、「初めて会った時から、あなたと仲良しになりたいと思ってたの(´∀`*)」と、虐げまくった成金娘に微笑むことは出来ないし、無賃金で朝から晩まで働かせ、暖房もない屋根裏 ~ 馬小屋 ~ 冤罪により雪の降る中に追放…という悪行をした院長先生に“お礼”と称して10万ポンド(当時の20億円相当)もの寄付をするなんて出来ないので、セーラにも感情移入できない。(;´・ω・)

約40年ぶりに小公女セーラを見たけど、【虐げられても虐げられてもへこたれず、凛として感謝して、絶対に人を恨まない 】…と、学ぶことは多かった…が、そんなにドМではないので実践はムリかもしれない…。😓

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コメント

  1. はじめまして。ウィズの輔と申します。
    名作劇場とかゲームWizardryのブログを書いております。

    https://puntapunchiku.com/
    https://kinomikinomamayo.blog.jp/

    「小公女セーラ」の記事を見て、思わずコメントしてしまいました。

    地元の図書館にセーラのDVDとは!この時点で羨ましいです^^
    私は原作本を読みましたが、セーラはきちんと見ていないんですよね…小学校低学年の頃、再放送をしていたようですが、見ていたのは両親だけでした。

    確かに多額の寄付は正直すっきりしませんね。

    大公女ラビニア様は見た目よし、顔良し、ルックス良しの三拍子揃った、性格最悪の成金姫らしいご活躍でした。せめて最後は嫉妬に狂って、みんなの前でセーラを引っ叩くくらいしてほしかったです。

    小公女セーラだったら、ダントツでベッキーが好きですね。

    ワークマンブーツの記事も拝見させていただきました。私も3年前にこれとは違いますが、ワークマン買いました。丈夫で暖かくていいですよね。

    これからもよろしくお願い致します。
    それでは失礼いたします!

    • いまり より:

      ウィズの輔 様

      コメントありがとうございます。^^
      名作劇場の中でも、小公女セーラ全11巻のDVDだけが図書館に置いてありました。
      やはり色んな意味で、ちびっこ達に学んでほしい事が満載なアニメだからかな?…と思います。

      私はあの中で言ったら、お隣の使用人・インド人のラムダスさんがお気に入りです。^^
      ターバン姿で英語も堪能な設定なので、博識な方なんだなぁ…と、ちょっと憧れます。

      昔はよく再放送をしていましたが、ここ最近は見かけませんね。
      前半は可哀想すぎて目を反らしたくなりますが、後半にスッキリ出来るので、それが耐えられるのなら見た方がイイと思います。(笑)
      久々にセーラを見たら、「これだけ虐げられても凛としているセーラに比べたら、仕事のパワハラなんて何でもないなぁ…。」と、あまり気にならないようになりました。(^▽^;

      なので、ツラくなったら【後半の神回】だけ見て、英気を養おうと思います。(笑)