社会人になってから、【地元のT銀行】をメインバンクとして利用していて、そこに全ての預金が集結している。
日本経済もこの先、どうなるか分からないし…と考えると、【預金を分散させた方が、リスクが軽減する】と思い、別の銀行に預金を分散させようと思った。
【ペイオフ制度】でも「金融機関が破綻した場合、1金融機関につき預金者一人あたり1000万円までの元本と破綻日までの利息等が保護される」と定めてある。
破綻の可能性が低いとはいえ、1金融機関の預金は、MAXで1000万円までにしておいた方が良い…という事だけは分かった。
その【ペイオフの説明】ヤバくない?
保険の枠??
地元の銀行に足を運び、「預金を別の銀行にも分散したいので、〇〇〇万円をおろしたい。」と、窓口に行った時の事。。。
若い行員の女性からは、こう説明された。
「確かにペイオフ制度では1金融機関につき、1000万円までしか保護されません。ただ、その“1000万円の枠”以外に【保険の枠】があるので、預金を他行に移動させなくても大丈夫ですよ。【保険の枠】に移動したら、普通預金に入れておくよりも利率が高いですし♪」
「え?そんな利率の良い枠が、あるんですか??🥰」…と一瞬思った。
…が。
保険の勧誘
「他行に移動させようとしている○○〇万円を、そっくりそのまま【保険の枠】に移動しておけば、老後の資金として、退職後に受け取ることも可能ですし、〇万円増えて戻りますから、ただの預金よりもお得ですよ♪」
スラスラと出てくる説明が見事で、「じゃ契約しよっかなー♪」と言いそうになる手前で、「ちょっと家族に相談してみます😊」と席を外して、外から姉に電話した。
「は?すぐに契約するのはヤメな。」と言われ、ギリギリで思いとどまった。😓
その説明はセーフ?
ペイオフ制度で1000万円までしか保障されない…と思っている所に「1000万円とは別に、【保険の枠】があるから大丈夫♪」。
この説明だと、高齢者の人は勘違いしてしまうと思う。
“ただの預金より、利率がいいからお得💕”というワードで、多額の預金をこの行員が言う【保険の枠に移動】してしまう預金者も多い気がした。
ただ単に“預金を消費した“と思わずに。。(。´・ω・)
××損保という社名の保険をオススメされた訳だけど、銀行と提携を結んでいる損保会社なのだろう。。
この勘違いしやすい説明は、セーフなのか??(。´・ω・)?
多分、銀行員さんにもノルマがあり、“高額の預金をおろしたい”という人には、この【保険の枠】の話術で保険商材を契約させるよう、マニュアルがあるのだろう。
でも、限りなく黒に近い気がした。
ATMでおろす
…結果的に、多額の預金を他行へ移動する場合、ATMで数十万円ずつ、数日に渡って複数回おろすことにした。
自分の預金なのに、簡単には希望するようにおろせないのも「なんだかなぁ…。💦」と思った。
また、“預金を他行に移されるくらいなら、保険を勧めて消費させる”というのも、少しばかり不信感を抱いた。
40年以上お世話になっている地元銀行だけど、じわじわと金利の良いネット銀行に移動するのもアリな気がした。
コメント